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中村晃太朗[東海大菅生]最大の武器はスプリット系のチェンジアップ/西東京注目プレーヤー

 

7月6日に高校野球西東京大会の開会式が行われる。果たして、甲子園の切符をつかむのはどのチームか。熱戦の主役となるであろう、注目選手をクローズアップする。

東海大菅生・中村晃太朗


中村晃太朗(なかむら・こうたろう)
2001.10.13生/172センチ75キロ/左投左打/3年

 ターニングポイントは昨秋の3回戦。中村晃太朗は昨夏の甲子園メンバーが多く残る二松学舎大付相手に1失点完投。ともに湘南ボーイズ時代にジャイアンツカップ優勝を経験した海老原凪(3年)に投げ勝った。若林弘泰監督は「あの試合からですね。エースとして一本立ちしてくれたのは」と話す。

 最速138キロのストレートに、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、シュートを持ち球にするが、最大の武器はスプリット系のチェンジアップ。低めに集めてゴロに打ち取る。

 昨秋の決勝では課題の立ち上がりを攻められ、初回に4失点。これが響いて、1点差でセンバツ切符を逃した。夏は「何が何でもチームに優勝をもたらす投球をするつもりです」と逆襲を誓っている。

文=上原伸一 写真=BBM
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