6回には先制本塁打を放った鳥谷
プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2013年7月7日だ。
この年、プロ10年目で初めてWBCメンバーに選ばれ、チーム事情から慣れない二塁も無難にこなした
阪神の
鳥谷敬。2次ラウンドの台湾戦(東京ドーム)では1点を追う9回二死一塁から二盗を決め、
井端弘和(
中日)の適時打で同点のホームを踏み、逆転劇につなげるなど印象的な活躍を見せた。
シーズンでもチームをけん引したが、7月7日の
広島戦(マツダ広島)で「三番・遊撃」でスタメン出場すると2004年9月9日以来の連続出場を1251試合に。
松井秀喜(
巨人)を抜き、
衣笠祥雄(広島)、
金本知憲(阪神)に次ぐ史上3位となった。
6回には先制の本塁打を放つなど、自らの記録を祝う活躍を見せた鳥谷。「1試合、1試合の積み重ねなので。1試合でも多く出続けられるように頑張りたいです」と謙虚に語った。
写真=BBM