週刊ベースボールONLINE

HOT TOPIC

パ・リーグ6球団、後半戦で達成が期待される記録は?

 

ペナントレースは後半戦がスタートした。優勝の行方、タイトル争いなど見どころは多々あるが、ここではパ・リーグ6球団で達成が期待される記録を取り上げよう。(記録は7月15日現在)。

埼玉西武ライオンズ



 史上2人目の偉業に残り1本と迫っている。7月10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の7回、左翼ポール直撃の一発を放った中村剛也。今季14号アーチは通算399本目の本塁打となり、20人目の400本塁打は目前だ。なった。過去6度の本塁打王に輝いているアーチスト。5518打数で399発を記録しているから本塁打率は13.82。歴代20位以上では王貞治巨人)10.65、田淵幸一阪神ほか)12.40、ローズ(近鉄ほか)13.52に次ぐ数字だ。さらに、今まで231投手から一発を記録しているが、これは歴代トップの記録。いつ、大台に到達するか楽しみだ。

福岡ソフトバンクホークス


ソフトバンク・内川聖一


 昨季、苦しみながらも通算2000安打を達成したベテランの新たな大台突破はなるか。内川聖一は前半戦を終えて、通算200本塁打まであと8本とした。前半戦で8本塁打をマーク。残り試合数を考えると微妙なところではあるが、6月以降、打撃の調子を上げてきており、6月は月間5本塁打。決して不可能ではない。また、2017年の日本シリーズでの同点弾など内川の本塁打には大きな意味を持つものも多いだけに、優勝を争うシーズン終盤、勝負どころでの一発に期待がかかる。そして、この大台突破が、37歳を迎えても「まだまだできる!」ということを証明してくれるだろう。

北海道日本ハムファイターズ



 背番号3が有終の美を飾れるか──。今シーズン限りで現役引退を表明している田中賢介が1500安打の偉業にあと22本にまで迫っている。ペナントの開幕から代打での起用がほとんどの中で、前半戦は15本のヒットを積み重ねた。そして、後半戦開幕の7月15日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では「六番・DH」でスタメン出場して3安打猛打賞。残り試合は58試合。レギュラー陣に疲れが見えてくる夏場に入って今後もスタメン出場の可能性があり、十分射程圏内の数字ではある。プロ生活18年目の集大成。一時代を築いた無類の勝負強さを持つバットマンが、その卓越した技術で節目の大記録達成に挑む。

千葉ロッテマリーンズ



 残り27として迎えた2019年、通算200盗塁の達成はアクシデントさえなければ確実だろう。“千葉の韋駄天”にとってプロ10年目での到達はとても早いとは言えないが、ケガに泣かされ続けて規定打席到達イヤーがない中でも、シーズン2ケタ盗塁だけは継続してきた末の勲章だ。ようやく持てるポテンシャルをフルに発揮している今季は、ここまで18盗塁を重ね、残るは9。打率.325をマークして首位打者争いではトップに立ち、課題だと口にする出塁率も.383と、後半戦も盗塁のチャンスはいくらでもあるはずだ。これまでシーズン最多は2013年と16年の26盗塁。キャリアハイに達した瞬間、節目の時を迎える。

東北楽天ゴールデンイーグルス



 救援投手として積み上げてきた称号だ。青山浩二が節目の600試合登板まであと「9」としている。キャリア14年目にして50試合以上登板は6度のタフネス右腕。昨季は52試合に登板して防御率1.85という好成績を残した。今季は6月2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で2点リードの7回一死満塁のピンチでマウンドに上がると、内川を三ゴロ併殺打に打ち取り通算150ホールドを達成。「使ってもらって感謝です」語る35歳のベテラン右腕が、これからも献身的にブルペンを支えていく。

オリックス・バファローズ



 復活を期す左腕が節目の記録を目指す。昨季、ヤクルトから戦力外通告を受けた成瀬善久。ロッテ時代の2007年には最優秀防御率、最高勝率を獲得するなど、積み上げた勝ち星は96を数える。テスト生として、オリックスの春季キャンプに参加し、合格を勝ち取った33歳は、今季4度の先発マウンドに上がり、6月14日の阪神戦(京セラドーム)では6回2失点と好投。打線の援護なく、いまだ未勝利だが、残り4勝に迫る通算100勝の達成も視野に入る。後半戦は二軍スタートだが、疲れがたまる夏場以降、再び先発ローテに入る可能性も。チームの先発投手陣は主に20代前半。経験豊富な左腕が節目の数字を達成できれば、チームの助けになるのは間違いない。

写真=BBM

関連情報

週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部が今注目の選手、出来事をお届け

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング