7月28日、岡山学芸館が4年ぶり2回目となる夏の甲子園出場を決めた。

　戦前の出場は1921年に8強入りした岡山朝日のみ。戦後は倉敷工と岡山東商がライバルとしてしのぎを削った。倉敷工は49、68年に4強入りするなど通算14勝。しばらく低迷したが96、2003年には夏の甲子園で3回戦へ進んだ。岡山東商は71、78年に4強進出するなど通算11勝。このほか69年には玉島商が4強、84年には岡山南が8強へ進んだ。

　48年の夏の甲子園8強進出後に出場が途絶えていた関西は80年代に復活。87年にも8強入りすると11年は4強入りした。

　平成になると倉敷商や岡山理大付、玉野光南などが台頭。倉敷商は89、12年に8強。岡山理大付は99年に県勢初の決勝へ進み準優勝となった。近年は創志学園やおかやま山陽など新たな勢力が力を伸ばしている。

【岡山 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位　岡山東商　11回　1991年

2位　倉敷商　10回　2012年

3位　倉敷工　9回　2003年
3位　関西　9回　2014年

5位　岡山理大付　5回　2007年
5位　岡山南　5回　1993年

7位　玉島商　3回　1974年
7位　玉野光南　3回　2013年

9位　岡山城東　2回　1998年
9位　創志学園　2回　2018年
9位　岡山学芸館　2回　2019年

12位　岡山朝日※　1回　1921年
12位　水島工　1回　1977年
12位　おかやま山陽　1回　2017年

※年度は直近出場年
「直近出場時のチーム名」※岡山一中

写真＝BBM