強打・智弁和歌山は1997年に夏の甲子園で初の頂点に輝く。2000年には2度目のV
7月29日、智弁和歌山が3年連続24回目の夏の甲子園出場を決めた。
戦前から多くの強豪を輩出してきた。桐蔭は第1回大会から14年連続出場。21、22年の史上初の大会連覇など戦前は16度の出場で4強以上が7度。戦後も2度の準優勝がある。39、40年には向陽も連続優勝した。
50年代は新宮が5度出場し、4強と8強が1度ずつ。60年代にかけては和歌山商、市和歌山、海南も上位へ進んだ。70年代は箕島の時代。実績は春のほうが目立つものの79年には夏の初優勝で、公立校では現時点で唯一の春夏連覇を達成した。
平成は智弁和歌山が君臨した。87年の初出場から32年間で出場23度、優勝2度。2000年代は8度出場し、8強以上に4度勝ち上がった。ただ09年以降は昨年まで7度のうち4度が初戦敗退と退潮傾向にある。
【和歌山 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 智弁和歌山 24回 2019年
2位 桐蔭 20回 1986年
3位 箕島 8回 2013年
4位 向陽※1 7回 1947年
5位 新宮 5回 1956年
5位 市和歌山 5回 2016年
7位 海南 4回 1964年
7位 和歌山商※2 4回 1957年
9位 和歌山工 2回 1985年
9位 星林 2回 1990年
9位 南部 2回 1982年
12位 高野山 1回 1988年
12位 田辺 1回 1995年
12位 初芝橋本 1回 2001年
※年度は直近出場年
「直近出場時のチーム名」※1海草中 ※2県和歌山商
写真=BBM