週刊ベースボールONLINE

球界デキゴトロジー/8月8日

ゴジラが“甲子園”に戻ってきた!(2013年8月8日)

 

21年ぶりに夏の甲子園大会を訪問した松井氏。「当時の記憶がよみがえってくる」と感慨深げだった


 野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2013年8月8日だ。

 21年ぶりに伝説のスラッガーが夏舞台へと戻ってきた。第95回全国高校野球選手権記念大会が開幕した8月8日、松井秀喜氏が甲子園球場を訪問。開会式と、その後に行われた全3試合を観戦した。

「甲子園は原点です」

 星稜高(石川)在学時代は4度出場。1992年、3年夏の2回戦(対明徳義塾高)では「5敬遠」により敗退したことが、社会問題に発展した。

「初めて甲子園の土を踏んだ試合(1年夏、2回戦、対日大鶴ケ丘高)と、5敬遠で負けた試合を思い出しました」

 スタンドで観戦するのは中学生以来。すでに甲子園球場は2010年にリニューアルされているが、球児が戦うフィールドは「すべて変わらないですね」と、青春時代の記憶をよみがえらせていた。

 松井氏が訪れた8日。第2試合では左の超高校級スラッガーが大爆発した。大阪桐蔭高の主将・森友哉だ。日本文理高(新潟)との1回戦で、2打席連続本塁打を含む3安打4打点で初戦突破に貢献。森は2年春から4季連続の甲子園出場で、聖地での通算本塁打はこれで松井氏の4本を超える5本となった。

写真=BBM
週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部が今注目の選手、出来事をお届け

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング