週刊ベースボールONLINE

2019夏甲子園

中森俊介[明石商]来年のドラフト上位候補右腕/2019夏ヒーローの記憶

 

大阪・履正社高の初優勝で幕を閉じた今年の夏の甲子園。今大会も多くのヒーローが飛び出した。今週号の週刊ベースボールでは「49代表校全882選手写真名鑑」が中綴じ付録となっているが、ここでは印象に残った夏の主役を振り返っていこう。

明石商・中森俊介/投手/2年


 1年夏から一度も途切れることなく、今夏まで3季連続甲子園出場。2年生世代で最も経験値の高い右腕・中森俊介は大舞台でこそ、勝負強さを見せる。あるNPBスカウトは「体の張りが、2年生とは思えない」と絶賛し、182センチはマウンド上で映える。

 救援した八戸学院光星との準々決勝では、自己最速の151キロを計測。先発完投能力に加えて、短いイニングでの集中力も圧巻である。

 打っても今春のセンバツでは左打席から一発を放つなど、ポテンシャルの高さは折り紙付き。センバツ4強に続いて夏も4強入りと、地元・兵庫勢代表が快進撃を続けた。早くも「来年のドラフトの上位候補」と、高い評価を受けている。

写真=BBM
週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部が今注目の選手、出来事をお届け

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング