2年連続でパ・リーグの頂点に立った埼玉西武ライオンズ。連覇を成し遂げたナインの喜びの声を一部抜粋してお届けする。

辻発彦監督
「うれしいという言葉しかいまは出てきません。もちろん連覇は簡単に成し遂げられないとは思っていましたけど。現実的に投打の主力、センターラインが抜けて、不安は大きかったです。昨年は（首位を）走って、一度も２位に落ちることなく優勝したわけですけど、（今年は）ここまで来たらとプレッシャーは大きかった」

秋山翔吾外野手
「キャプテンになったからじゃないですけど、個人としては苦しいシーズンでした。それだけに喜びはあります。チームメートが力を出してくれたことが（優勝できた）要因だと思います」

中村剛也内野手
「優勝はすごくうれしいです。過去の優勝との違いはないです。最後にファウルフライ飛んできて、思いのほかスピードが出すぎてウイニングボールを捕れなかったですけど（笑）、優勝のときは三振のほうがいいかなと思っていたので。結果的にはよかったなと」

増田達至投手
「（９回のマウンドを託されたのは）やっぱりうれしいし、１年間使っていただいたことに感謝して、楽しく投げられました」

山川穂高内野手
「今日のホームランは嬉しかったし、（点差がついていたので）楽に守れました。（過去の優勝の味との違いは）僕も中村さんと同じで（どれも）うれしいですね。昨年はホームランを狙ってヒットが打てたんですけど、今年はホームランを狙っていたら当たらなくなった（苦笑）。でも、うれしいです」

平井克典投手
「（全試合の半分以上を投げて）うれしく思います。ここまで使ってくれた監督、コーチに感謝したいです。今年１年、いろいろなことがありましたけど、最後に打たれる場面があり申し訳ないです。でも優勝できてホッとしています」

森友哉捕手
「しんどかったですね。途中、岡田さんが抜けてどうしようかなと思いました。それでも使ってもらって、なんとか結果を出したいと思いました。守りと打撃は別のスポーツと思うくらいでした。そこはしっかりできたと思います」

写真＝BBM