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山田哲人がファイテンのイベントで明かしたプレミア12秘話

 

リラックスした表情でトークを展開した山田哲


 トリプルスリー3度の天才打者が、オフならではのリラックスした表情を見せた。ヤクルト山田哲人選手が12月7日、都内でファイテンのトークイベントに参加し、招待客110人と交流した。
 
 最近の過ごし方について聞かれると「2週間くらいは完全オフですね。たまにゴルフにも行きます。でも、家でゴロゴロしたいですね」と笑顔を見せた。ただ、トレーニングから完全に離れるのはこの2週間のみで、その後は来シーズンへ向けて体を動かし始め、ウエート・トレーニングなどを行っていくという。

 今季、チームはセ・リーグ最下位という結果に終わった。「悔しいのが一番。トリプルスリーという自分の目標も達成できなかった。自分に負けましたね」。35本塁打、33盗塁と、2部門はクリアしたものの、打率.271と3割に届かず、前人未到の「4度目」は来季以降にお預けとなった。

 また、司会者から印象に残った試合として挙げられたのは、9月4日の広島戦(神宮)だった。7対7の同点で迎えた9回裏二死満塁からサヨナラ弾を放った試合だ。これが通算200号のメモリアルアーチとなった。それでも山田哲は「打った後に『200号打ったんだな』と思ったくらい。それまでは『決めてやろう』と集中できていた」と、当時の心境を明かした。

 シーズン後に開催されたプレミア12では決勝の韓国戦(東京ドーム)で優勝を決定づける逆転3ラン。「韓国には4年前に負けているし、大会中に結果を出していなくて、このままだとたたかれるな、と必死こいて打ちました(笑)」と振り返り、ファンを沸かせた。慣れない一塁を守ったことについては「(守る際の)景色は二塁のほうが自分に合っている。捕るだけじゃない難しさがあった」と、その苦労を吐露している。

 さらに話題はファイテンのグッズへ。シーズンを通して身に着けているか、との問いには「実は今も着けています、ジャジャーン!」と満面の笑みでネックレス、ブレスレットを披露。普段のボディケアについては「ストレッチは当たり前で、マッサージもしてもらいます」。さらには家ではファイテンの酸素カプセルを使用していることも明かした。

 事前に募集したファンの質問に対し、山田哲はときに笑いを交えて答え、サイン入りグッズの抽選会も行われた。そして『背番号1』は最後に「来年、またトリプルスリーを達成できるように頑張ります」と宣言。球界のスーパースターと間近で交流できる、ファンにとってはたまらないイベントになったことだろう。

写真=BBM
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