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巨人・菅野智之とソフトバンク・千賀滉大が語る2020と将来像

 

週刊ベースボールの年末年始合併号で巻頭特別対談に登場の巨人菅野智之ソフトバンク千賀滉大


 ペナントレース開幕を2週間後に控えた福岡で、極上の投げ合いが行われていたのをご存じだろうか。

 3月14日にヤフオクドームで行われたソフトバンクと巨人のオープン戦3回戦。先発のマウンドに上がったのがソフトバンク・千賀滉大、巨人・菅野智之の両エースで、開幕投手が決まっていたこともあり、2週間後に向けて仕上がりは万全の中、意地と意地がぶつかり合った。

 6回裏まで両右腕が1人の走者も許さない息詰まる投手戦を展開。菅野はホークス打線に的を絞らせず、打たれたのは内野安打の2本だけとエースの貫禄をみせつけると、千賀もジャイアンツ打線を7回まで1安打に抑え込む好投を披露する。結局、両投手がマウンドにいる間にスコアは動かず、ともにリリーフにバトンを託した後に巨人が4点を奪って勝利したが、正直なところ、オープン戦ではもったいないエース同士の投げ合いだった。

 この試合を振り返り、菅野は「(千賀の存在を)意識しないと言ったら、ウソになります。回をおうごとに締まったいい試合ができていましたし、僕にとっては投げ合う相手も大事。開幕2週間前の緊張感がある中で良い実戦登板になりました」と言えば、千賀も「菅野さんの登板とぶつかると分かってから、もう開幕本番のつもりで入ろうと、一回気持ちを上げました」と互いの力を認めていることを明かした。

 そんな2人のスペシャルな対談が、12月25日に発売となった週刊ベースボール1月6・13日号で実現。19年シーズンのこと、理想の投手像・将来像、そして侍ジャパンの2大エースとして金メダル獲得に期待がかかる東京2020オリンピックをテーマに、今、思うことをざっくばらんに語り合っているので、お見逃しなく。

文=坂本 匠 写真=小山真司
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