【西武2020予想投手スタッフ】
■先発
ニール 高橋光成
今井達也 松本航 本田圭佑 十亀剣 △
ノリン◎
松坂大輔 ■中継ぎ
平井克典 平良海馬 △
小川龍也 △
佐野泰雄 ギャレット◎
宮川哲◎
森脇亮介 ■抑え
増田達至 ※△は左投げ、◎は新加入
昨季は連覇を果たしながらチーム防御率は2年連続でパ・リーグ最低に終わっていた。いつまでも打線におんぶに抱っこの状態ではいられない。希望はある。大黒柱のニールに、昨年先発で経験を積んだ高橋光成、今井達也、本田圭佑、松本航といった飛躍を期待できる若手右腕は多い。不足していた先発左腕にはノリンを補強。多彩な変化球を誇る新外国人が日本野球に適応できれば大きな戦力アップだ。松坂大輔も14年ぶりに復帰。昨年はケガのため、一軍登板がゼロに終わった
内海哲也も復活を期す。経験豊富なベテランたちがチームに好影響をもたらすか。
リリーフ陣は昨年、パ記録の81試合に登板した平井克典の疲労度が心配の種か。外国人枠の関係もあるが最速156キロを誇る中継ぎ右腕のギャレットが、セットアッパーを担うことができるか。平良海馬のさらなる成長にも期待。社会人出身のドラフト1位右腕・宮川哲、2位左腕・
浜屋将太もどのポジションに適性を見せるか、じっくりと見極めたい。シーズンのどこかで出番が来る時は必ずあるだろう。
さらに、かつて西武で名クローザーとして鳴らしたブルペン担当の
豊田清新コーチの手腕にも注目したいところだ。
写真=BBM