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2020春季キャンプ

オリックス・若月健矢が生かす“雨のメリット”

 

自身の技量アップを図りながら、ブルペンでボール受けるなど、複数のメニューをこなす若月健矢


 9つのポジションがある中でも、とりわけ捕手は多忙だ。自身の打撃・守備の練習だけでなく、ブルペンで投手のボールを受け、サインプレーの確認もある。メーン球場、サブグラウンド、そしてブルペンと、春季キャンプで足を運ぶ“鍛錬場”は複数に及ぶ。

 そんな中で、恵みとも言えるのが雨──。2月12日の宮崎は、あいにくの空模様。同県でキャンプを張るオリックスも連係を強化するメニューは減り、紅白戦が中止になった。室内練習のみに限られるため、メニューは通常よりも軽めとなるからこそ、意識的に取り組めるのが、“個の練習”でもある。

「だから今日みたいにネットスローなど、基礎的な練習も重点的できるんですよね」と話すのは、オリックスの正捕手・若月健矢だ。昨季、盗塁阻止率リーグトップの.371を記録した背番号37だが、今季はさらなる向上を期し「2回に1回は刺したい」と阻止率5割を掲げる。そのための基礎強化は、こうした雨だからこそ、いつも以上に力を入れることもできるのだ。

「まあ、選手はみんな雨はうれしいと思いますよ。練習が軽めになりますからね」と笑いながら付け加えるも、雨には雨のメリットも確かにある。約1カ月に及び長い春季キャンプ。環境は限られるも、ムダな日を作ることはない。

取材=鶴田成秀

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週刊ベースボール編集部

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