2000年代の中日黄金期(2004、06、10、11年にリーグ優勝、07年に日本一)を支えた、井端弘和さん(元中日、
巨人、現侍ジャパントップチームコーチ)と荒木雅博コーチ(現中日コーチ)の“アライバコンビ”が、中日のキャンプ地・北谷で「再結成」を果たした。
井端さんは小社から好評発売中の書籍『井端弘和の遊撃手「超」専門講座』(井端弘和著)を、一方の荒木コーチは同じシリーズの二塁手編として4月中旬に発売予定の『
荒木正博の二塁手「超」専門講座』を持って、“アライバ”コンビの書籍での復活をPR(写真)。
今まであるようでなかった遊撃手、二塁手の守備に特化した野球実用書で、それぞれ現役時代に複数回(井端さんが遊撃手で7度、荒木コーチが二塁手で6度)ゴールデングラブ賞を受賞した名手の、超一流の心構えやテクニックを余すところなくおさめた二遊間必携バイブルです。本書では2人が自ら動きを実演しており、極意をイメージしやすいところもポイントで、また、遊撃手、二塁手ならではの思考は、現役プレーヤーのみならず野球ファンも楽しめる内容に。
一足早く発売となっている井端さんの書籍も熟読したという荒木コーチは、「どちらもかなりの自信作に仕上がりました」と笑顔。井端さんも「二塁手編はこれから楽しみに読ませてもらいます。遊撃手編とセットで、アマチュアの現役プレーヤーのみなさんの何かの参考になれば」と応じた。4月の遊撃手編、二塁手編そろい踏みを、お楽しみに。
文=坂本 匠 写真=小山真司