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編集部員コラム「Every Day BASEBALL」

豪華な顔ぶれと言われる楽天の先発陣は?

 

順調に調整を進める開幕投手の則本昂



 楽天の開幕投手は2月23日、則本昂大に決定。2年ぶり6度目の大役で、岩隈久志(現巨人)に並ぶ球団最多となった。新型コロナ騒動でオープン戦は無観客試合が続くが「チケットを買って心待ちにしているファンの方々もたくさんいるし、その中で勝ちたい」と、本拠地・楽天生命パーク宮城で迎える3月20日のオリックス戦を見据えた。

先発ローテには則本昂以降も充実の顔ぶれとなりそうだ。則本昂と並んでエースと称される岸孝之は3月3日、DeNAとのオープン戦(静岡)に登板。初回に連続二塁打を浴びるなど2失点を喫したが、以降はカーブを駆使して1安打に抑えた。修正能力の高さを示す4回4安打2失点。本人も「試合勘もだいぶつかめてきた」と手応えを口にした。

以降も辛島航石橋良太松井裕樹涌井秀章と、先発ローテ入りを争う投手たちが次々と登場。さらには塩見貴洋弓削隼人の両左腕、福井優也もその座を見据える。

 ここ数年は故障などで万全とは言えない状態が続いたが、今年はここまで順調な様子。豪華な先発陣がパ・リーグの覇権争いを面白くしそうだ。

写真=BBM
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