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西武・平井克典が自主練習で初ブルペン。全球種投げ、「感覚いい」

 

自主練習でブルペン投球する平井(写真=球団提供)


「定位置」で鉄腕が思い切り腕を振った。約15分間で50球弱。森友哉を座らせて全球種を放った。「シーズン中と変わらないくらいの投げ込みです。自分の感覚を確かめるためにも全球種を投げました」と4月14日、自主練習初となるブルペンを振り返った。

 開幕はいつになるか不透明な中だが、平井克典に悲壮感はない。「野球ができないとマイナスになることはないです。自分を見つめながら練習をできる貴重な時間ととらえていますね」と話す。

 シーズンが始まってしまえば、毎日ブルペンに向かい、連投もこなす。ナイター終わりは家に帰っても自分の時間をつくるのも難しい。

「今は、いつもの2倍以上時間がありますから……。普段、自分の投球などを映像で見返すんですが、それもじっくり時間をかけて見ることができる。後は自分の体としっかり会話する機会が増えました。『自主練習』は自分でやるもの。体で張っているところがあれば、そこをしっかりストレッチしたり……という感じですね」と今だからできることがあることを強調した。

 今後も自身の感覚をキープするために定期的にブルペンには入る見込み。

「感覚は良くなってきていると思います。今日は友哉からも『バランスいいフォームで投げられているのでいいと思う』と言ってもらった」と明るい表情で練習を振り返った平井。開幕するその日に向けて、黙々と調整を続けていく。

西武ライオンズ
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