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新家族「富士くん」登場でますます日本に染まるビシエド一家

 

今年も不動の四番として期待される


 少し前のことだが、竜の主砲・ビシエドが犬を飼い始めたことがニュースになった。黒色のオスの柴犬で、名前は「富士くん」だという。アメリカの自宅でも犬を買っていたことから、長男のビシエド・ジュニアくん(10歳)がパパにおねだりして、昨年12月に生まれた子犬を飼い始めたという。

 ビシエドが日本でプレーするのは今年で5年目となる。ビシエド・ジュニアくんは名古屋市内の小学校に通っていて学校の授業があるため、昨年は12月末まで日本に滞在。外国人選手としては珍しく、11月23日にナゴヤドームで行われたファンフェスタに参加した。ファンから「ずっと名古屋にいて」と言われ、うれしかったと明かしている。

 少年野球チームに所属しているビシエド・ジュニアくんの実力も父譲りのようだ。昨年11月に名古屋市内で開催された学童野球、小学4年生以下のオールスター戦では「大須パンサーズ」の先発投手を務めると、3者三振を奪う活躍を見せた。応援に駆けつけた父は「なかなかいいピッチャーだろ?」と親バカぶり(?)を発揮。親子ともども、日本、そして名古屋に染まりつつあるようだ。

「家族が富士山が好きなので」と愛犬命名の理由を明かしたビシエド。新型コロナウイルス感染が日本全国に広がる中でも、一家は日本で生活を続けている。子どもたち、そしてもしかしたら富士くんの存在も、来年以降、日本に留まる大きな要因になるかも。竜の優良助っ人として、息の長い活躍を期待したい。

写真=BBM
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