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松井稼頭央、デストラーデ、高橋慶彦……「史上最強のスイッチヒッター」は?

 

 プロの世界では並大抵の努力では成功をつかめない。右打者、左打者と両打席で打つ「スイッチヒッター」は並外れた身体能力に加え、ほかの選手も驚くような練習量で球界を代表する選手に成り上がった。高橋慶彦デストラーデ松井稼頭央……あなたが選ぶ「史上最強のスイッチヒッター」はどの選手だろうか。

広島・高橋慶彦


・高橋慶彦(広島、ロッテ阪神
※通算1722試合出場 打率.280、163本塁打、打点604、477盗塁

 投手として入団したが、すぐに打者に転向。古葉竹識監督の指令でスイッチヒッターとなり、猛練習で赤ヘル不動のリードオフマンになった。打率3割を5度、20本塁打以上を4度マーク。79年に33試合連続安打の日本記録を樹立した。盗塁王も3度獲得。通算477盗塁は歴代5位の記録だ。

ダイエー・松永浩美


・松永浩美(阪急、阪神、ダイエー)
※通算1816試合出場 打率.293、203本塁打、855打点、239盗塁

 現役時代は「史上最強のスイッチヒッター」と形容された。82年に日本人初の左右打席本塁打を記録した。打率3割を7度達成し、盗塁王も85年に獲得。パンチ力があり、阪急でクリーンアップを担ったときも。1試合左右打席本塁打を通算6回マークした。通算1904安打と名球会入りまでわずかに届かなかった。

横浜・金城龍彦


・金城龍彦(横浜、巨人
※通算1892試合出場 打率.278、104本塁打、592打点、40盗塁

 近大付高、社会人・住友金属で投手として活躍したが、本人の希望で野手としてプロ入り。社会人の4年間で1度もバットを握っていなかったが、スイッチヒッターで左打者を土台から作り上げ、わずか入団2年目で打率.346とスイッチヒッターの史上最高打率で首位打者、新人王を獲得。難しい球をいとも簡単にはじき返す打撃で「野生児」と形容された。

西武・デストラーデ


・デストラーデ(西武)
※NPB通算517試合出場 打率.262、160本塁打、389打点、42盗塁

 NPB初のスイッチヒッターでの本塁打王に輝いた長距離砲。89年6月に途中入団すると83試合出場で32本塁打を放ち、90年から3年連続本塁打を獲得。左右の両打席から本塁打を量産し、秋山幸二清原和博とともに結成したクリーンアップは「AKD砲」と呼ばれ、西武の黄金時代を支えた。

西武・松井稼頭央


・松井稼頭央(西武、メッツ、ロッキーズ、アストロズ、楽天
※NPB通算1913試合出場 打率.291、201本塁打、837打点、363盗塁
※MLB通算630試合出場 打率.267、32本塁打、211打点、102盗塁

 PL学園高から投手で入団したが、すぐに野手転向。1年目で左打ちに挑みスイッチヒッターとなった。盗塁王3度、最多安打2度獲得し、2002年にはトリプルスリーを達成した。メジャーでも1年目の開幕戦で史上初の「新人の開幕戦初打席初球本塁打」の衝撃デビュー。07年にはロッキーズでワールド・シリーズにも出場した。楽天では13年に主将として球団初の日本一に貢献。日米通算2705安打で名球会入り。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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