「89」で終わった金字塔
・日本人メジャー最多安打
【通算安打BEST5】
1 イチロー 3089
2
松井秀喜 1253
3
青木宣親 774
4
松井稼頭央 615
5
福留孝介 498
イチローのメジャー・リーグだけで3000安打という数字が突出している。日米通算には議論の余地があるが、NPB時代の1278安打と合計すると4367となり、ピート・ローズが持つMLB最多記録(4256)を数では上回る。ちなみにNPB記録はご存じ
張本勲の3085で、こちらもイチローのMLBだけの数字が4上回った(日米でシーズン試合数が違うので単純比較はできない)。願わくば、2019年に出場した2試合(5打数ノーヒット)で1安打でも打って通算安打を「3090」に乗せてほしかったが、消化試合ではない真剣勝負の公式戦だったからやむを得ない。むしろ、端数が「89」で終わったことが「やきゅう」の語呂合わせとなり、野球の申し子が残した数字にふさわしいのかも?
写真=Getty Images