シーズン200Kは3人
・日本人メジャー通算最多奪三振
【通算奪三振BEST5】
1
野茂英雄 1918
2
ダルビッシュ有 1299
3
黒田博樹 986
4
田中将大 947
5 松坂大輔 720
奪三振を積み上げた数のランキングは投球回が多いほど有利なのは間違いないが、投球回ベスト5にランクインしなかったのに奪三振ベスト5に入ったのが、松坂大輔。メジャー実働8年間は故障や不調に苦しんでいた時期が長かった印象が強いが、最初の2年間は連続で2ケタ勝利を挙げ、特に初年度(2007年)は奪三振も201あった。打たせて取るタイプなら奪三振は増えない。どういうタイプの投手かにもよるから「多い=良い投手、少ない=良くない投手」という単純なことではないが、日本人メジャーでシーズン200奪三振の経験があり、「剛腕投手として成功した」と言えるのは野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有の3人しかいない。
写真=Getty Images