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7年目の長距離砲助っ人、西武・メヒアが首位への起爆剤となるか

 

一軍復帰したメヒア


 スパンジェンバーグが2015年のセラテリ以来、5年ぶりに外国人野手としてチームに加わった今季、キャンプ時からエルネスト・メヒアの目の色はこれまでとは明らかに違っていた。チーム状況として、4つの外国人枠のうち3つは投手で使いたい。となると、野手は1枠と考えるのが妥当だったからだ。危機感からか、オフ明けとは思えぬほど体はしっかりと絞れており、打撃練習でも序盤から猛アピール。全体練習後の個別練習では、ほぼ毎日のように特打に参加し、来日1年目で必死に日本の様式に慣れようとバットを振り続けるスパンジェンバーグの横で、負けまいと打撃投手やマシンに向かっていた。

 その姿勢は監督、コーチ陣からも高く評価されていただけに、新型コロナウイルスによる開幕延期の特別措置で、外国人の一軍登録枠が5へと増えたことは、来日7年目助っ人にはこの上ない朗報となった。しかし、開幕前の練習試合直前に右ヒザを故障し、戦線離脱してしまった。実戦復帰は6月26日のイースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)。7月15日の同巨人戦では、改修工事を終え、こけら落としを迎えた本拠地「CAR3219(カーミニーク)フィールド」第1号本塁打を記録。存在感とともに状態の良さを強く印象付けた。

 7月25日に一軍昇格。同日のロッテ戦(メットライフ)、「六番・DH」でスタメン出場するとヒットは生まれなかったが、3四球を選び、チャンスメークを果たした。翌日の同カードは4打数で2三振に終わったが、メヒアがラインアップに名を連ねるだけで打線の威圧感は増す。「何よりもチームを勝利に導くことが一番」と誓うメヒアのバットに今後、期待だ。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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