2位・
ヤクルトに4ゲーム差をつけ、首位を快走している巨人をけん引しているのが四番・岡本和真だ。8月3日現在、打率.299、14本塁打、37打点。本塁打では2位・
鈴木誠也に3本差の1位とタイトル争いをリードしている。1日の
広島戦(東京ドーム)では6回に自身初の満塁弾。
ケムナ誠が投じた132キロの外角高めのスライダーを完璧にとらえ、左翼席へたたき込んだ豪快な一発だった。
巨人の“第89代四番”として王道を歩んでいる岡本。24歳にして打席では風格も漂っているが、曜日別打撃成績を見ると、結果が出ていない曜日もあるのが面白い。
【2020年岡本和真の曜日別打撃成績】
・火曜日=打率.368(19打数7安打、4本塁打、10打点)
・水曜日=打率.333(18打数6安打、1本塁打、3打点)
・木曜日=打率.167(24打数4安打、3本塁打、7打点)
・金曜日=打率.167(18打数3安打、0本塁打、0打点)
・土曜日=打率.393(28打数11安打、2本塁打、9打点)
・日曜日=打率.333(30打数10安打、4本塁打、8打点)
木曜日、金曜日は打率.167。特に金曜日は本塁打も打点もゼロとまったく真価を発揮できていない。確かに金曜日は“開幕日”であり、エースが先発してくる可能性が高い。以下は金曜の巨人戦の相手先発だ。
・6月19日=
西勇輝(
阪神)
・6月26日=
石川雅規(ヤクルト)
・7月3日=
大野雄大(
中日)
・7月10日=雨天中止
・7月17日=
今永昇太(
DeNA)
・7月24日=
吉田大喜(ヤクルト)
・7月31日=
森下暢仁(広島)
今週の金曜日はナゴヤドームでの中日戦。先発ローテーションどおりに行けば中日の先発は大野が予想される。今後、金曜日に岡本がどのようなバッティングをするか、注目していきたい。
写真=BBM