西武は、野球競技者人口の増加と青少年の健全育成・教育・平等機会の提供を目的として、一般社団法人日本未来スポーツ振興協会(以下、同団体)が行っているスポーツ振興活動を支援することになった。また、同団体の活動に共感した平井克典投手も、新たに野球振興・こども支援のための社会貢献活動をスタートさせる。
同団体は、家庭環境や経済的な理由などさまざまな理由でスポーツに取り組むことができない家庭や子どもたちに、グラブやバットなどの野球用具を無償で貸し出したり、部員数の減少により継続が困難なスポーツチーム・団体に対して、部員を増やすための支援活動を行っていく。
<平井克典投手コメント>
「同じ投手の内海(哲也)さんや増田(達至)さんが社会貢献活動に取り組む姿を近くで見ていて、自分にも何かできないかと考えていました。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、なかなか思うままに野球ができなくなった子どもたちが多いと思います。自分としても4月から5月にかけてチーム全体での練習ができない日が続いて、不安な時間を過ごしました。
自分は子どものころ、学校の休み時間や放課後も外で友だちと野球をしたり、とにかく走り回って遊ぶ活発な子どもだったので、今の子どもたちがなかなか野球ができずに我慢する日々が今もなお続いてると思うと胸が苦しいです。3カ月遅れたものの、プロ野球は開幕しました。あらためてこの環境が当たり前ではないんだなと感じ、野球を通じて自分に何かできないかを考えて今回、野球振興や子どもの支援につながる社会貢献活動を始めることにしました。
僕のピッチングを見て、野球をより一層がんばろう! とか、野球に少しでも興味をもってくれる子どもたちがひとりでも増えたらうれしいです。今後も、1試合でも多くマウンドにあがり、気迫のピッチングを魅せます!」
西武ライオンズ