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ヤクルト・濱田太貴が語った「水かけ隊の首謀者」とは

 

お立ち台パネル裏で水を持って待ち構える濱田


 今月7日に発売した「週刊ベースボール10月19日号」に、ヤクルト濱田太貴選手のインタビューを掲載した。高卒2年目ながら台頭の兆しを見せる20歳のスラッガーで、ヤクルト担当編集の私は、密かに村上宗隆との「左右の大砲」化を期待しているのだが、「僕はムネさんみたいに飛ばせませんよ」と笑われてしまった。

 濱田の野球観や今後の目標についてはインタビューでたっぷり語ってもらっているので、読者の皆さまにはぜひ本誌でチェックしていただくことにして、今回はそこに入り切らなかった雑談を紹介したい。

 ヤクルトファンの皆さまはもちろんご存じの、ヤクルトがホームの神宮球場で勝利すると、お立ち台に上がった選手が、若手に水をかけられる“お決まり”。その「水かけ隊」の話を濱田に振ると、「首謀者は山崎(山崎晃大朗)さんです」と親玉の存在を明かしてくれた。「誰が(水をかけに)行くかっていうのは決まってないんですけど、試合後に山崎さんに『行くぞ』って言われて人選が決まる感じですね」(濱田)。確かに、山崎は毎回参加している気がする。

 井野卓には恐れ多くて水をかけられず自ら水をかぶる山崎らや、西浦直亨のときには、法大の後輩である中山翔太が不意打ちで水を浴びるなど、サプライズもある水かけの様子は、球団公式ツイッターでも大人気。明るく元気な若手(山崎は27歳だが)の姿は、Bクラスに沈むチームを応援するファンの心の支えになっているのだろう。勝たなければ水かけ隊は行われないし、若手の活躍で勝利をつかみ、試合後には水かけでチームとファンを盛り上げてもらいたい。

文=依田真衣子 写真=BBM
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