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DeNA ドラ2坂本が着実に成長中

 

10月14日のヤクルト戦(神宮)で今季4勝目。登板機会は限られるが、残り試合で来季につながる投球を目指す


 先発投手として課題はある。しかし、ルーキー左腕・坂本裕哉は試合を重ねるごとに一歩ずつではあるが、着実に前進している。今季7試合目の先発となった10月14日のヤクルト戦(神宮)は、2回までに3四球と立ち上がりは乱れたものの、3回以降は立ち直り5回3安打1失点。打線の援護にも助けられ、今季4勝目(1敗)を挙げた。

 投球スタイルは真っすぐと変化球を両サイドに集め、三振を狙うよりも打たせて取るのが持ち味。特にチェンジアップには自信があり、2ストライク後は選択することが多い球種だ。とはいえ、「直球で勝負できないとこの先プロでは絶対にやっていけない。強い真っすぐを追い求めたい」とレベルアップの必要性を痛感している。現在140キロ台中盤の直球を磨いていけば、投球の幅は大きく広がるに違いない。

 ドラフト2位指名で入団。プロ初登板となった6月25日の中日戦(横浜)で初白星を飾ったが、その試合で右足をねん挫して登録を抹消。復帰まで約2カ月を要した。9月に一軍復帰を果たすと、今永昇太らの離脱もあり、先発ローテーションの一角で腕を振る。

 順調にいけば次の登板は21日の中日戦(ナゴヤドーム)。相手は同じ左腕の大野雄大となる可能性が高い。今季5度の完封を成し遂げている大野は「フォーム、タイプ的にもだぶる部分があって」と学生時代にフォームを参考にしたあこがれの存在でもある。竜のエースの胸を借りるつもりで、大胆に攻めていく。

文=滝川和臣 写真=松田杏子

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