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巨人・王貞治が500号到達前に語った生涯忘れられない5本塁打/週べ回顧1972年編

 

1位はやはりプロ第1号




 今回は『1972年6月19日号』。定価は100円。

 前回触れたように、不振で500号本塁打前に足踏みしていた巨人・王貞治。ただ、この号は、おそらく王が締め切りまでに達成すると思って企画を組んでいたのだろう。
 王自身が語る500本のうち、生涯忘れられないベスト5本が載っていた。

 1位はプロ入り1号。
 59年4月26日、対国鉄、村田投手から。
「それまで僕は26打席ノーヒット、27打席目の初ヒットが初ホームランだったので、うれしさはひとしおでした」
 2位は一本足打法の1本目。
 62年7月1日、対大洋、稲川投手から。
「その前の日がまったくダメで、荒川(博コーチ)さんと酒を飲みました。一本足の練習はその前から時々やっていたけど、本当にやるか、とそのとき話し合ったんです。翌日はダブルヘッダーだったんですが、第1試合の2打席目にホームランが出ました」
 3位は1試合4本塁打の4本目。
 64年5月3日、対阪神、本間投手から。
 4位は55ホーマーの53本目。
 64年9月6日、対大洋、峰投手から。
 峰投手の証言。
「もちろん、王さんの記録は知っていた。でも、どうすることもできなかった。スローカーブだった。ものすごく飛んで、右中間の照明塔の足に当たったのを覚えています。その王さんに今はバッティングピッチャーとして、調整のお手伝いをしているのだから因縁ですね」
 5位は涙の逆転3ラン。
 71年(初出修正)9月15日、対阪神、江夏投手から。
「去年のあのスランプのときだけに忘れられない。それに、500本には入らないが、去年の日本シリーズ、阪急・山田久志からのサヨナラ3ランも番外に入れておいてください」
とのことだった。

 では、またあした。

<次回に続く>

写真=BBM

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