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楽天・田中将大が復帰してすぐ示した「有形無形の影響力」

 

8年ぶりに復帰も、早くもチームになじみ始めている


 沖縄・金武町で行われている楽天の春季キャンプに合流したのが2月6日だったが、田中将大が早くも存在感を示している。翌7日にはブルペン入りし、捕手の太田光を相手に40球を投げ込んだ。

 見守った石井一久監督はその姿を「マタドール」と称した。「闘牛士だと牛に向かう部分。バッターと対峙するときの独特な緊張感を、練習から持ち合わせている特別な投手」と、独特な表現を交えて絶賛した。

 自分と向き合っているだけではない。8日に別メニュー練習を終えると、ブルペンへ向かった。そこでは、則本昂大森原康平酒居知史という主力投手を相手に「マー君塾」が開催された。則本昂は「感じたことをあらためて、長い時間で聞けるのはすごくいい」。森原は宝刀スプリットの握りを伝授され、アドバイスをもらったという。身振り手振りを交えての助言を受けた酒居は「雲の上の存在で緊張したけど、的を射て言ってくださり、本当に話しやすい印象だった」と感謝の言葉を残した。

 合流した際、「一応。アメリカで野球をやってきていろいろ経験もあるので、気軽に聞いて」と笑いを交えてナインに呼び掛けた田中将。決してリップサービスではない。石井監督が期待したのは「有形無形の影響力」だったが、その効果は早くも出始めている。

写真=BBM

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