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【セ6球団分析】潜在能力はチーム屈指! 大ブレークが期待される選手は

 

 計り知れない潜在能力を秘めた選手たちは大きなロマンを抱かせる。以下に紹介した選手たちの置かれた立場はさまざまだが、今年が野球人生で分岐点になる重要なシーズンになることは間違いないだろう。
※は昨季の成績


巨人・横川凱 
※2試合登板 0勝0敗、防御率1.59

 身長190センチの長身から角度のある直球が武器の大型左腕。高卒2年目の昨季は安定感あふれる投球を披露した。肉体強化して体は一回り大きくなった。「内海2世」の呼び声高く、先発陣の救世主になれるか。


阪神・望月惇志
※16試合登板 0勝0敗、防御率5.21

 最速159キロの直球は指にかかったら打たれないがまだまだ精度が低く、スプリット、スライダーの制球も磨かなければいけない。目標とする藤川球児が昨季限りで現役引退。「火の玉ストレート」に近づけば、セットアッパーに定着できる。


中日・石垣雅海 
※25試合出場 打率.121、1本塁打、1打点、0盗塁

 酒田南高で通算37本塁打。パンチ力のある右打者で、昨季は9月25日の巨人戦(東京ドーム)でサンチェスから左翼にプロ初アーチを放った。オフは楽天浅村栄斗の自主トレに参加。師匠の教えを胸に2ケタ本塁打を狙う。


DeNA・細川成也 
※19試合出場 打率.235、1本塁打、1打点、1盗塁

 筒香嘉智の後継者として評価が高い右の長距離砲。昨季はイースタンで13本塁打、53打点で2冠に。最高出塁率.448と格の違いを見せた。一軍では課題だった緩急にも対応できるようになった。梶谷隆幸が巨人にFA移籍し、外野の一角が空いた今季はチャンスだ。


広島・林晃汰
※4試合出場 打率.125、0本塁打、0打点、0盗塁

 広島では高卒3年目の林晃汰がシート打撃などで快音を連発している。昨季、一軍で8打数1安打5三振だった反省もあり、長打を欲しがって上体をあおりがちだったのを、構えを意識することで修正して好結果。初の開幕一軍へこのまま打ち続けることができるか。


ヤクルト・濱田太貴 
※33試合出場 打率.200、3本塁打、7打点、0盗塁

 豪快なフルスイングが身上で、プロ2年目の昨季はプロ初アーチを含む3本塁打をマーク。同じ九州出身で1学年上の村上宗隆とクリーンアップを担える逸材だ。今年もファーストストライクから臆せず果敢に振り抜く。

写真=BBM
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