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【パ6球団分析】潜在能力はチーム屈指! 大ブレークが期待される選手は

 

 計り知れない潜在能力を秘めた選手たちは大きなロマンを抱かせる。以下に紹介した選手たちの置かれた立場はさまざまだが、今年が野球人生で分岐点になる重要なシーズンになることは間違いないだろう。
※は昨季の成績


ロッテ・佐々木朗希 
※一軍登板なし

 無限の可能性を秘めた最速163キロ右腕。新人の昨季は一軍帯同の「英才教育」で実戦登板はなかった。ロッテのエースの枠を超え、球界を代表する投手になる資質を持っている。怖いのは故障だけ。今季は一軍デビューなるか。


ソフトバンク・リチャード 
※一軍出場なし

 昨季は一軍デビューこそならなかったが、ウエスタンで12本塁打、47打点で2冠に。打球を遠くへ飛ばす能力はともに自主トレを行った西武山川穂高森友哉も認めるほど。小久保裕紀ヘッドコーチにも期待の若手に名指しされた長距離砲は三塁の定位置を狙う。

西武・川越誠司


西武・川越誠司 
※48試合出場 打率.156、2本塁打、5打点、0盗塁

 投手で入団したが3年間一軍登板なしに終わり、19年から野手に転向。強肩強打のスケールが大きいプレースタイルで、松井稼頭央二軍監督に実戦でいきなり四番に抜擢された。一軍デビューした昨季は48試合出場。今季は外野の定位置をつかみたい。


楽天・岩見雅紀 
※16試合出場 打率.216、1本塁打、4打点、0盗塁

 慶大で4年時に六大学リーグ新記録の年間12本塁打を放ち、恵まれた体格から「慶大のバレンティン」と形容された。プロ入り後は変化球への対応に苦しんだが、昨季はソフトバンク・東浜巨のカーブを左手一本で左翼席に運ぶプロ初アーチ。覚醒のきっかけつかんだか。


日本ハム・王柏融 
※52試合出場 打率.207、2本塁打、9打点、0盗塁

 台湾プロ野球で2度のシーズン打率4割をマークし、2016年には三冠王を獲得した「台湾の至宝」も、日本ハム入団後は思うような結果を出せていない。ミート能力は高いだけに、意地を見せたい。


オリックス・杉本裕太郎 
※41試合出場 打率.268、2本塁打、17打点、1盗塁

 身長190センチ、体重102キロから豪快な打撃で「ラオウ」の異名を取る長距離砲。好不調の波が激しく一軍に定着できなかったが、昨季は打撃に確実性が増して自己最多の41試合出場。今季は20本塁打を打ちたい。

写真=BBM
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