週刊ベースボールONLINE

編集部員コラム「Every Day BASEBALL」

震災10年、巻き起こる「マー君フィーバー」

 

8年ぶりの日本球界でどんな投球をみせるか


 3月11日、東日本大震災から10年の節目を迎える。プロ野球にとっても節目のシーズンとなる。2011年は開幕延期から始まり、さまざまな出来事があった。それらを振り返り、反省し、未来へつなげるために、あらためて考える時間も必要だろう。

 そんな大事なシーズンに、田中将大が帰ってきた。震災から10年、楽天の日本一から8年。他チームのファンであっても、復興の途上にあった(現在もそうだが)仙台の街が熱く盛り上がったシーンは覚えている人も多いはずだ。

 早速、盛り上がりを見せている。星野仙一元監督以来、球団では2人目(選手では初)となる個人ファンクラブが設立されると、限定10人で年会費180万円という破格の「マー君クラブVIP」は、わずか14分で売り切れ。限定1000人の年会費1万8000円のコースも、30分足らずで500人を突破したという。恐るべし「マー君フィーバー」だ。

 復帰登板が開幕2戦目の3月27日に決まると、楽天生命パークで開催される開幕3連戦のチケットは史上最速で完売。誰もがマー君に復帰登板を待ち望んでいる。13年の神懸かり的な投球の再現なるか。

写真=BBM
週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部が今注目の選手、出来事をお届け

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング