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メットライフドームエリア改修工事トピックス

「ケツメイシ」大蔵も生まれ変わった西武本拠地に感激 “子どもたちの未来”明るい/メットライフドームエリア改修工事トピックスVol.23

 

改修工事を終えたメットライフドーム(写真は新設されたLビジョン)


 メットライフドームエリアは約3年余りの改修工事を終えて、今月8日に竣工。後は26日(プロ野球開幕戦)のグランドオープンを待つばかりだが、音楽業界でもその「晴れの日」を楽しみに待っている人がいる。幅広い層に支持を集める人気ラップグループ「ケツメイシ」のリーダー・大蔵さんもその一人だ。何と言ってもケツメイシはライオンズが10年ぶりにリーグ優勝を果たした2018年のシーズン中に始球式で訪れた縁がある。それが初めてのメットライフドームだったというが、大蔵さんは「想像以上に大きく、芝がフカフカできれいなスタジアムだなぁ」と当時を懐かしんだ。

 そして同年、ケツメイシは初のドームでのライブをこのメットライフドームで敢行する。2DAYSでライブタイトルは「ケツメイシLIVE2018 お義兄さん!! ライナを嫁にくださいm(_ _)m inメットライフドーム」。2日間にわたって、レオも納得? の素晴らしいパフォーマンスで訪れたファンを酔わせた。この2日間で印象に残るのが、「室内でも野外の開放感」と振り返る大蔵さん。「(ステージから)左右に広かったのでライトとレフトへの打ち分けが大変でしたね」と笑った。

2018年、メットライフドームでライブをするケツメイシ(球団提供)


 その広い客席には長く走り続けてきたからこその光景が広がっていた。人気楽曲『子供たちの未来へ』を歌唱する前にボーカルのRyoさんは、“だいぶ小っちゃいお客さんも増えてきましたね”と目を細めたように、会場には小さな子どもを抱きかかえる多くの親御さん。メットライフドームはこの改修工事を経て、よりファミリーに快適な座席が完成し、家族で楽しめるボールパークへと変貌したが、大蔵さんは「家族席、仲間席で盛り上がれたら最高ですね。そして試合がない日も、人が集まる場所になって、遊びに来た子どもたちも野球好きになったら最高ですね」と喜んだ。誰もが楽しむことができる大きな公園。「スタジアムを中心に街が大きくなっていったらいいですね」と大蔵さんの言うとおり、この改修を機に所沢、そして埼玉がより活気づいていくことが期待される。

 今回、メットライフドームのグランドオープンに合わせて新楽曲『イェイ イェイ イェイ』を発表したケツメイシ。大蔵さんは「みんなが気兼ねなくイエーイ!と騒げる日が早く来ますように!」と曲に願いを込めたという。

 ケツメイシもライオンズもここまで走り続けてきた長い歴史で、幅広いファンを持つようになった。リニューアルされたメットライフドームで繰り広げられる劇的な試合、そして感動的なライブで、子どもたちの未来を明るく、次世代にも感動を与え続ける存在になる。

西武ライオンズ広報部
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