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「内容はまだまだ」も早大の先輩に刺激を受けた楽天・早川隆久

 

ルーキーながら早くも6勝目を挙げた


 地元・千葉でのプロ入り後初先発は思い出深いものとなった。木更津総合高時代、何度もマウンドに上ったZOZOマリンで行われた5月23日のロッテ戦。投げ合う相手は早大の2学年先輩で、同じく主将を務めた小島和哉だった。

「小島さんは同じ左腕ということもあり、在学中からあこがれの先輩。カットボールを使い始めたのも小島さんの影響だったし、チームワークの大切さも教わりました」。この日は小島の投球に触発され、「小島さんのテンポの良い投球に、自分もテンポ良く」と強く意識したという。援護射撃もまた、早大の先輩によるものだった。1対2の6回一死満塁から、茂木栄五郎が右翼へ逆転の2点適時二塁打を放った。

 先にマウンドを降りたのは先輩の小島のほうだったが、早川もまた、試練に遭遇している。7回にマーティンの2ランなどで3点を返され、1点リードとされて交代となった。「こういう結果で勝ちは勝ったが、内容はまだまだ」と早川。6回には中村奨吾にも安打を許しており、早大の先輩たちから大きな刺激を受けるという、忘れられない人なったことだろう。

 新人王レースとともに注目されるのが最多勝レースだが、長いシーズン、順風満帆というわけにはいかないはずだ。2リーグ制後、新人で最多勝になったのは13年の小川泰弘ヤクルト)までわずか9人で、パ・リーグでは1999年の松坂大輔西武)以来、出ていない。早川は今後も勝ち星を伸ばし、その系譜に自らの名を連ねることができるか。

写真=BBM

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