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侍ジャパン、準々決勝のアメリカ戦、要警戒はDeNA・オースティンのバッティング

 

アメリカ代表の三番・オースティン


 野球日本代表は8月2日の準々決勝でB組1位のアメリカと対戦するが、相手打線で要警戒なのが三番に座るタイラー・オースティン(DeNA)だろう。7月30日のイスラエル戦では2ランを含む3安打3打点、31日の韓国戦でも点差を広げる適時打をマークし、オープニングラウンド2連勝に貢献した。

 オースティンは今季、新型コロナウイルスの影響で3月26日の開幕に間に合わず初出場は4月13日のヤクルト戦(神宮)。代打でいきなり中前打を放つと20日の中日戦(横浜)で今季1号を放ち、グングンと調子を上げた。5月1日のヤクルト戦(横浜)では、バックスクリーン上部のビジョンへ当てる超特大弾も見せた。交流戦前には佐野恵太と三、四番を入れ替わり、四番では打率.320(三番は.301)。6月11日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、金子弌大から弾丸ライナーで左翼ポール際へ運ぶ13号2ランで、セ・リーグ5球団に加え、パ・リーグ6球団からもアーチを架けた。1シーズンで11球団を制覇したのは2019年のヤクルト・山田哲人以来で、球団史上初。これを出場47試合で成し遂げてみせた。

 前半戦終了時点で打率.314、19本塁打、49打点。スイングが鋭く、広角に長打を打つことができるのが特徴だ。強引に引っ張らず、バットが内側から出てくるので外角一辺倒の配球だと右翼方向に長打を食らってしまう。前の打席で仕留められたコースの球も次の打席できっちり合わせてくる“修正能力”の高さもある。そして、何より得点圏打率は.367と抜群の勝負強さが驚異的だ。

 野球日本代表の金メダルへの道にオースティンが大きく立ちはだかる。

写真=Getty Images

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