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東京2020オリンピック

侍ジャパン、準々決勝アメリカ戦、3回に吉田正尚が先制タイムリーなどで2対0

 

侍ジャパン・吉田正尚


 東京五輪準々決勝のアメリカ戦(横浜)、日本の先発は田中将大(楽天)。初回、二死からT.オースティン(DeNA)に左中間を破る二塁打を浴びるも、四番・T.カサスを空振り三振に仕留めアメリカ打線を0点に抑える立ち上がり。その裏、日本は先頭の山田哲人(ヤクルト)が三塁のエラーで出塁すると、坂本勇人(巨人)が中前打で無死一、二塁。だが吉田正尚(オリックス)は二ゴロ併殺打、鈴木誠也(広島)は三ゴロで先制のチャンスを生かすことができなかった。

 田中は2回表も一死からE.フィリアに二塁打、M.コロズバリに左前打と連打を食らい一、三塁のピンチを招く。しかし、B.スターリングを遊ゴロ併殺打。要所を締める投球でアメリカ打線に得点を許さない。日本は2回裏にも浅村栄斗(楽天)が四球、柳田悠岐(ソフトバンク)が中前打で無死一、二塁とアメリカ先発のS.バズを攻め立てる。だが、このチャンスにも菊池涼介(広島)が遊ゴロ併殺打、村上宗隆(ヤクルト)が二ゴロ。

 3回表、田中はアメリカ打線をこの試合初めて3者凡退に抑え、リズムに乗っていく。日本は3回裏、二死から坂本がセンターオーバーの二塁打。続く吉田がセンター前に運び、待望の先制点を挙げた。さらに2つの四球で満塁とすると柳田の遊撃内野安打で1点を追加。3回を終わって日本は2対0とリードしている。

写真=Getty Images
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