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東京2020オリンピック

侍ジャパンが5回を終わって2対0と韓国をリード。山本は5回8奪三振無失点の好投

 

3回裏、先制犠飛を放った坂本


 準々決勝でアメリカ代表を打ち破った野球日本代表は8月4日、横浜スタジアムで韓国との準決勝に臨み5対2で勝利を収めた。

 準々決勝でアメリカ代表を打ち破った野球日本代表は8月4日、横浜スタジアムで韓国との準決勝を戦っている。日本の先発は山本由伸(オリックス)。グループステージ初戦、7月28日ドミニカ共和国戦(あづま)以来、東京五輪では2度目の先発だ。立ち上がり山本は先頭打者に四球を与えると一死後、三番のイ・ジョンフに右越えの二塁打を浴びて二、三塁。しかし、四番のヤン・ウィジ、五番のキム・ヒョンスを連続空振り三振でピンチをしのいだ。

 韓国の先発はアンダーハンドのコ・ヨンピョ。1回裏、日本は一死後、二番・坂本勇人(巨人)が右前打で出塁するも後続が倒れる。2回裏は三者凡退に終わったが、3回裏、村上宗隆(ヤクルト)、甲斐拓也(ソフトバンク)が連打を放ち、山田哲人(ヤクルト)が犠打を決めて一死二、三塁。この先制機に坂本がきっちりとセンターへ犠飛を放って日本が1点を先制した。「まずは先制点が欲しかったので、良かったです。山田選手が初球でバントを決めてくれたおかげです」と坂本。

 山本は2回以降快調に飛ばす。5回表に二死からホ・ギョンミンに右前打を浴び、暴投で二塁に進まれるも、ファン・ジェギュンを空振り三振。5回まで2安打、8奪三振で韓国打線を0点に封じ込んでいる。日本は5回裏にも一死三塁から吉田正尚(オリックス)が中前適時打。5回を終わって2対0とリードしている。

写真=Getty Images
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