ロッテのドライチ・松川虎生。パネルはロッテ本社が作った特製パネルで、松川が大好きな『雪見だいふく』と名前の虎生[こう]にちなみ『雪見だいこう[虎生 KOU]ふく[大幸福]』と縁起物に仕上げた
未来の正捕手を目指し、プロの門を叩く。
今秋ドラフトでロッテからドラフト1位指名を受けた市和歌山高の松川虎生が、11月24日に和歌山市内のホテルで球団と契約。契約金1億円、年俸1300万円(いずれも推定)で合意した。
ドラフト指名後に、
井口資仁監督が口にした「イメージは
城島健司(元ダイエーほか)」のとおり、強肩強打の捕手。市和歌山高では1年春からベンチ入り。2年秋の新チームから主将を務め、二塁送球タイム1秒8の強肩に高校通算43本塁打を誇る。
「将来、必ずマリーンズ、そして日本を代表する捕手になる存在。日本一の捕手に育ってほしいですし、育てたい」とドラフト後に井口監督も期待を寄せる逸材は、初めてピンストライプのユニフォームに袖を通し「プロ野球選手になったという実感がすごく強いです」とコメント。「厳しい世界だと思うので、初心の気持ちを忘れずに、必要とされる選手になれるように」と気を引き締め、プロの舞台に挑む。
■松川選手コメント
「プロ野球選手になるんだという実感が湧きました。今日の初心を忘れずにこれからしっかりとやっていきたいと思います。目標は打てる捕手になることです。まずは1年目からチームの力になれるように精一杯、頑張ってチームから必要とされる選手になっていきたいです」
写真=千葉ロッテマリーンズ提供