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渡邉勇太朗が地元・羽生市に「ふるさと応援寄附」。返礼品は「カスタムオーダーメイドのルアーロッド」

 

「ふるさと応援寄附」の返礼品の贈呈式に出席した渡邉[球団提供]


 西武渡邉勇太朗が12月27日、訪れたのは埼玉県羽生市の「渡辺つり具店」。渡邉はかねてから地元・羽生市に「ふるさと応援寄附」を行っており、その返礼品の贈呈式に出席するために地元に赴いた。

 渡邉は故郷である羽生市に対して「子どもたちへのスポーツ振興に役立ててほしい」という趣旨で同寄附を決めており、返礼品は自身の趣味である「ルアーフィッシング」に使用できる「カスタムオーダーメイドのルアーロッド」を希望。ロッドビルダー歴41年の渡辺雄三氏によるこだわりの一品を受け取り、渡邉は「このロッドを使うのはとても楽しみです」と笑顔を見せた。

 今年はプロ入り初勝利を含む4勝を挙げ、手応えをつかんだ1年だったが「自分の課題もより明確になった非常に大きな1年でもありました。僕も渡辺雄三さんのように長く、そして太く、自分の飛び込んだ世界で活躍できるよう頑張ってまいります」と身を引き締めた。

 埼玉県羽生市とは、渡邉のルーキーイヤーである2019年に西武ライオンズの地域コミュニティ活動「L−FRIENDS(エルフレンズ)」の活動の一環である「連携協力に関する基本協定」を締結し、現在は西武ライオンズのフレンドリーシティの1つである。当時、「活躍する姿を羽生市の皆さまに一日でも早くお見せできるように頑張ります」と話していた渡邉だが、来季は一軍先発ローテションの中心としてより地元・羽生市にその雄姿を見せてくれることが期待される。フレンドリーシティ・羽生市との距離をさらに縮めるためにも背番号12のさらなる飛躍に期待したいところだ。
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