昨季はヤクルトが20年ぶりの日本一、6年ぶりのリーグ優勝を果たし以下、2位・阪神、3位・巨人、4位・広島、5位・中日、6位・DeNAという結果に終わったセ・リーグ。もちろん、全チームが2022年での優勝を狙っている。頂点をつかむために必要なことは? ヤクルトの「優勝へのポイント」を挙げる。 2021年1位・東京ヤクルトスワローズ
2021年の戦力をそのままに、投打がかみ合えば連覇も夢ではないはずだ。
オスナ、
サンタナ両助っ人の残留も決まり、打線に関してマイナス要素はない。投手陣も、
奥川恭伸と
高橋奎二の若き2本柱を確立した。21年はともに中10日程度の間隔を空けた起用が大半だったが、22年は強度を上げて中6日のローテーションで回ることが予想される。そのため、カギを握るのはリリーフ陣と言えそうだ。清水昇は72試合に登板して50ホールドとフル回転し、勤続疲労が心配される。9回打ち切りルールがなくなればリリーフの負担は増すだけに、
石山泰稚や
今野龍太、
マクガフが万全でいることはもちろん、
近藤弘樹や
梅野雄吾の復活も必須だ。
写真=BBM