昨季はオリックスが25年ぶりの優勝を果たし以下、2位・ロッテ、3位・楽天、4位・ソフトバンク、5位・日本ハム、6位・西武という順位に終わったパ・リーグ。もちろん、全チームが2022年での優勝を狙っている。頂点をつかむために必要なことは? 楽天の「優勝へのポイント」を挙げる。 2021年3位・東北楽天ゴールデンイーグルス
昨季、投手陣では先発4本柱が苦しんだ一方で、
瀧中瞭太、
早川隆久といった若手が台頭。救援陣もリーグトップの安定感を誇った。優勝するために掛けている部分は打線の得点力となる。532得点はリーグ4位で、1085残塁は同ワーストの数字だ。塁を埋めても肝心の一打に乏しかった。2020年に32本塁打を放った
浅村栄斗が18本塁打と低迷したことも響いたが、この「浅村頼み」の脱却こそが巻き返しへのカギとなる。21年打点王の
島内宏明や茂木栄五郎、
鈴木大地ら左の巧打者がさらに奮起することが求められる。
写真=BBM