昨季はオリックスが25年ぶりの優勝を果たし以下、2位・ロッテ、3位・楽天、4位・ソフトバンク、5位・日本ハム、6位・西武という結果に終わったパ・リーグ。もちろん、全チームが2022年での優勝を狙っている。頂点をつかむために必要なことは? 西武の「優勝へのポイント」を挙げる。 2021年6位・埼玉西武ライオンズ
42年ぶりの最下位に終わった昨季、リーグ5位の521得点、4年連続同最下位のチーム防御率3.94と成績が振るわなかった。投打ともに優勝するために改善すべきポイントは多々あるが、その中の一つとして一番打者の確立も挙げられるだろう。昨季は11選手がスタメンで一番に起用されるなど固定することができなかった。
辻発彦監督も「一、二番でいかにチャンスメークできるかが重要」と語るが、筆頭候補は若林楽人だ。昨季は序盤に一番に定着しかけたが、5月下旬に左ヒザ前十字じん帯損傷でシーズン絶望に。しかし、44試合の出場で20盗塁をマークした快足は魅力だ。左ヒザの回復具合にもよるが、若林が開幕から一番に定着できればスタートダッシュをかけられる。
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