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渡部健人は“地頭鶏パワー”で打撃をアピール! 中村剛也からは「ボールの内側を打つと角度が出る」

 

日南市の名産品「みやざき地頭鶏」の炭火焼を食べる渡部[球団提供]


 西武の宿舎に2月14日、キャンプ地の宮崎県日南市から自慢の名産品が届いた。中身は、みやざき地頭鶏炭火焼のもも肉とムネ肉の計15kg。みやざき地頭鶏のムネ肉は、「日常生活の一時的な疲労感を軽減する機能」があるとして、機能性表示食品として認められており、16日からの最終クールを乗り切る選手たちを日南市としても後押ししたいという強い思いがあった。選手たちにとっては、バレンタインチョコより喜ばれる(?)想定外のうれしい差し入れだったようだ。

 宿舎である日南海岸南郷プリンスホテルの食事会場では、14日夜、炭火焼のいい匂いに誘われてその列に並ぶ選手が多かった。みやざき地頭鶏は、この2年間、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて消費が落ち込み、各農家は甚大な被害を受けているという。一方で日南市としても、みやざき地頭鶏は同市が誇るブランド品目のひとつ。現在はその維持と農業経営の安定化を目指して、さまざまな支援を行っている。

「A班のキャンプは今年が初めてです。もし地頭鶏を食べられたら最高です」とキャンプ序盤に話していた渡部健人は、第3クール最終日に念願の“対面”。初めて食して「とてもおいしかったです。歯ごたえがしっかりしていて、食べ応えがありますね。第3クールを終えて疲れが出てきているので、今日はみやざき地頭鶏のムネ肉をたくさん食べたいと思います。キャンプでは、中村さんに積極的に質問して、直接指導いただくこともあり、ボールの内側を打つと角度が出ると教えていただきました。あと残り1クールですが、このみやざき地頭鶏パワーで、紅白戦では打撃をアピールしたいですし、しっかり長打を打ってキャンプを終えたいと思います。とにかく、これが本当の“みやざき地頭鶏”なんだと思いました! ぜひ日南市に訪れた際、また取り寄せもできるようなので、たくさんの人に味わっていただきたいです」とコメントした。
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