キャンプ、練習試合で存在感を示し、開幕マスクも狙える位置につけるロッテのドライチ・松川虎生が、3月1日に市和歌山高の卒業式に出席した。高卒とは思えぬ堂々たるリードと打撃で一軍帯同を続ける“期待株”だが、この日ばかりは最後の高校生活を満喫。バッテリーを組んだDeNAドライチの小園健太ら、仲間に別れを告げて、プロ野球人生を本格スタートさせる。
■松川虎生捕手のコメント
「ひさびさに学校に戻って楽しかったです。ああオレ、高校生やったんやなあと思い出しました(笑)。同級生といろいろな話をして楽しい時間を過ごすことが出来ました。これからはみんな違う道に進むけど、高校3年間で出会った仲間は自分にとってホンマに大事な仲間ですし、彼らのためにも頑張りたいと思います。(小園)健太とは『なんか、全然、懐かしい感じはしないなあ』という言って笑いました。高校を卒業して社会人になって責任も伴うので自覚をもって、そして、もう一度、自分の行動を見直して一日一日を大切に自分を追い込みながらファンのために、チームのために、出会った仲間のために、そして自分のために頑張りたいと思います」
写真=千葉ロッテマリーンズ提供