佐々木朗希(ロッテ)にも3票が

　いよいよ2022年プロ野球公式戦が開幕する。

　優勝の行方とともに注目されるのが個人タイトルだ。前日のセ・リーグに続き、パ・リーグについても解説者15人の予想をタイトル別に紹介していく。

　第7回はパ・リーグの最多勝だ。昨年はオリックスの山本由伸。今年も筆頭候補に挙げる人は多い。

パ最多勝
・1位(10票)山本由伸［オリックス］
藪恵壹(元阪神ほか)
「日本No.1投手でまず打たれない。対抗は佐々木朗希(ロッテ)。160キロ台の真っすぐに140キロ後半のフォークは打てない。前半の13試合登板で10勝したら面白い」

里崎智也(元ロッテ)
「あくまで根拠は昨年実績だがトップクラスであることは間違いない」

野村弘樹(元横浜)
「鉄板」

谷沢健一(元中日)
「安定感で本命。ローテーションを守れば佐々木朗希(ロッテ)にも可能性あり」

斉藤和巳(元ソフトバンク)
「もう頭1つ抜けているでしょう。順当にいけば間違いなくタイトル争いに絡んでくる」

真中満(元ヤクルト)
「文句なしのNo.1投手。昨年同様の活躍に期待」

伊原春樹(元西武ほか)
「安定感は突き抜けている」

デーブ大久保(元西武ほか)
「三振を取れるし、打線が余裕を持って攻撃できる」

星野伸之(元オリックスほか)
「調子が悪いときも立ち直れるいろんなパターンがあるのが強み」

礒部公一(元近鉄ほか)
「昨季の疲労を引きずらなければ大本命。佐々木朗希(ロッテ)が絡めば面白い」

・2位(3票)佐々木朗希(ロッテ)

平野謙(元中日ほか)
「球も速いし、制球力もいいので大崩れしない。1年間持てばだが」

白井一幸(元日本ハムほか)
「ローテでシーズン回れば15勝する力はある」

井端弘和(元中日ほか)
「チームが優勝するためにも中6日で回ることができれば『勝つ投手』」

・そのほか

達川光男(元広島)
「山本由伸投手(オリックス)との争いだけどね。千賀滉大投手(ソフトバンク)がやってくれるでしょう！」

川口和久(元広島ほか)
「則本昂大(楽天)。打線の援護があるチームが勝てる。ただ防御率は山本由伸(オリックス)。勝敗は別とし、このピッチャーから大量点は難しい」