3年連続のタイトルに死角はケガだけ？

　いよいよ2022年プロ野球公式戦が開幕する。

　優勝の行方とともに注目されるのが個人タイトルだ。前日のセ・リーグに続き、パ・リーグについても解説者15人の予想をタイトル別に紹介していく。

　第10回はパ・リーグの首位打者だ。昨年はオリックスの吉田正尚が2年連続で獲得した。

パ首位打者
・1位(12票)　吉田正尚(オリックス)
藪恵壹(元阪神ほか)
「空振りをしないから」

里崎智也(元ロッテ)
「現時点では3年連続首位打者を予想しないわけにはいかない」

野村弘樹(元横浜)
「三冠王だって狙える」

平野謙(元中日ほか)
「高いレベルの技術をキープしている」

白井一幸(元日本ハムほか)
「彼しかいない」

谷沢健一(元中日)
「バットコントロールに優れ、ミート力が高い。故障さえなければ間違いなし」

達川光男(元広島)
「柳田悠岐選手(ソフトバンク)との争いになるだろうけどね。でも、最後に上回るのは吉田正尚選手(オリックス)」

真中満(元ヤクルト)
「吉田一択。高い打撃技術。2年連続タイトル獲得へ死角なし」

伊原春樹(元西武ほか)
「打撃技術は高く3年連続は確実」

デーブ大久保(元西武ほか)
「ミート率が高いのに打球が速い、別格」

井端弘和(元中日ほか)
「鉄板の2年連続首位打者。いとも簡単にヒットが打てている」

礒部公一(元近鉄ほか)
「本塁打も打てるが、なんと言っても安定感抜群」

・そのほか
川口和久(元広島ほか)
「森友哉(西武)。チームとして初球からでもノースリーからでもどんどん打っていけるので、安打数は増える」

斉藤和巳(元ソフトバンク)
「吉田正尚選手(オリックス)も考えましたが、3年連続は難しいかなと。まあ、前後のバッターとの兼ね合いでしょう。柳田悠岐選手(ソフトバンク)に期待したいですね」

星野伸之(元オリックスほか)
「杉本裕太郎(オリックス)。内角の対応力が上がっている。巧さを身に付けたので」