週刊ベースボールONLINE

2022センバツ

【2022センバツ】大会本部からのメールを開くのは“緊張の瞬間”「全員の陰性が確認された」に安堵

 

「大会中PCR検査(2回目)の結果について」


3月29日は休養日。30日に準決勝[浦和学院−近江、国学院久我山−大阪桐蔭]、31日に決勝が行われる


■休養日(3月29日)

 センバツ期間中、大会本部から広報メールが随時、入ってくる。2019年夏までは甲子園球場6号門を入った正面にある大会本部前の掲示板で確認していたが、20年夏の甲子園交流試合以降、こうしたオフィシャルのアナウンスは紙ではなく、デジタル化の流れとなった。

 3月29日、10時9分。受信メールの件名に「大会中PCR検査(2回目)の結果について」とあった。

 今大会のPCR検査は出場32校のチーム関係者と大会関係者を対象とした「大会前検査」と、1回戦勝利校(16校)を対象とした「大会中検査(1)」。そして、準々決勝勝利校(4校)と大会関係者を対象とした「大会中検査(2)」が行われた。選手は、最大3回。今大会は、新型コロナウイルスの陽性者(集団感染)が確認された京都国際と広島商が出場辞退していた。

 メールを開くのは、まさしく緊張の瞬間だ。

「全員の陰性が確認された」

 大会本部によると、対象は準決勝進出4校(浦和学院、近江、国学院久我山、大阪桐蔭)の同宿者、計129人で、実施時期は準々決勝(28日)終了後だった。

 29日は休養日。本来は準々決勝と準決勝翌日に休養日が設定されていたが、今大会は2日にわたる雨天順延により、決勝前日の休養日が消滅した。30日は準決勝、そして31日は決勝が行われる予定となっている。

 残り3試合、無事に閉幕することを祈る。球児は夢舞台・甲子園で、持てる力を存分に力を発揮してほしい。一方では、あらためて多くの関係者の尽力により大会が成立していることを理解して、プレーすることを切に願う。

写真=毛受亮介
週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部

週刊ベースボール編集部が今注目の選手、出来事をお届け

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング