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プロ初本塁打を放った中日・石川昂弥。今季の目標が20本塁打の理由は?

 

4月5日のヤクルト戦でプロ初本塁打を放った石川昂


 中日期待の若手大砲がプロ初本塁打をマークした。高卒3年目を迎えた石川昂弥だ。4月5日のヤクルト戦(神宮)、同点の8回に先頭で打席に入ると1ボールからの2球目、清水昇の真ん中低め145キロ直球を強振。打球は左中間席へ飛び込む勝ち越しソロとなった。

「使い続けてくれた立浪監督やいろんな人への感謝しかありません」と石川昂。開幕からスタメンに名を連ねていたが、打率は1割台前半と低迷。苦しい日々を過ごしていただけに、“恩返し弾”に笑顔がはじけた。さらに7日の同カードでは2号ソロ。試合経験を積んでいけば徐々に本領を発揮していきそうだ。

 将来の四番候補が今季目標に掲げているのは20本塁打だ。今春キャンプ中に行った週刊ベースボールのインタビューで石川昂はこう話している。

「テレビでも言ってしまったので、シーズン20本塁打ということでお願いします。ノリさん(中村コーチ)が確か高卒3年目で8本塁打でしたよね。4年目で20本塁打のようなので、僕は3年目で達成したいと思います。まだプロ初本塁打も打っていませんが、それくらいの気持ちを持って今季はやるという決意を込めました」

 中村紀打撃コーチが「普通にやれば日本を代表する打者になる」と言えば、球界最年長の福留孝介も「持っているモノが違う」と絶賛する潜在能力を持つ20歳。目標まで残り18本だが、“中村コーチ超え”を果たすことができるか。期待は高まるばかりだ。

写真=BBM
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