四番としてチームをけん引した村上
「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)、日本生命賞がNPBより発表された。MVPは
村上宗隆(
ヤクルト)、日本生命賞は
大山悠輔(
阪神)、
杉本裕太郎(
オリックス)が選出。受賞選手には日本生命保険相互会社から賞金が贈られる。
MVPに輝いた村上は全18試合に「四番・三塁」でフルイニング出場。交流戦開幕の5月24日の
日本ハム戦(神宮)でサヨナラ本塁打を放ち、優勝を決めた最終戦前日の6月11日の
ソフトバンク戦(PayPayドーム)では逆転満塁本塁打を放った。勝ち越し打2本、逆転打2本、サヨナラ打1本と勝負強い打撃を見せながら、選んだ四球は全選手中最多の18個と出塁でもチームの勝利に貢献。四番としてチームを2018年以来、2度目となる交流戦1位に導いた。
大山は全18試合に先発出場し、7本塁打、21打点で2冠を達成。球団初の交流戦本塁打トップでもあった。先制打を6度放った打撃はチームに勢いを与え、最後まで優勝争いを繰り広げたチームの勝利に大きく貢献した。
杉本も全18試合に先発出場。その内15試合で安打を放ち、マルチ安打も9試合と安打を量産。全選手中最多の27安打を放ち、打率.391をマークして交流戦首位打者を獲得した。
写真=湯浅芳昭