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NPBジュニアトーナメントで初優勝を目指す埼玉西武ライオンズジュニアの選手募集開始

 

埼玉西武ライオンズジュニア[球団提供]


 西武は20日、2022年12月27日から29日に神宮と横浜スタジアムで開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」に埼玉西武ライオンズジュニアとして出場する選手を募集すると発表した。本大会はNPB12球団がそれぞれ選抜した小学5・6年生がチームを結成し戦う大会で、今年で18回目の開催となる。

 今年も西武OBで現ライオンズアカデミーコーチの星野智樹氏が、5年連続でライオンズジュニアの指揮官を務める。一方コーチには、同じく西武OBでライオンズアカデミーで指導している鬼崎裕司氏と、高橋朋己氏が初めて就任した。技術指導はもちろんのこと、現役のプロ野球選手も取り入れている投球・打撃の映像解析ほか、走り方の指導、栄養指導なども実施する予定で、子どもたちが将来、野球を続けるにあたり財産となるような活動を実施しながら、ライオンズジュニア史上初となる優勝を目指す。

 2021年ドラフト4位で西武に入団した羽田慎之介は、自身が小学6年生のころにライオンズジュニアに選出されプレーした経験がある。羽田はこれから選出される選手に向けて「僕は父からの勧めでライオンズジュニアに応募しました。まさかセレクションに通るとは思っていなかったので、選抜されたときはびっくりしましたし、実際にプレーしてみてレベルの高さを実感しました。その後の野球人生においても、“ライオンズジュニアの羽田”と周りの方から言われましたし、糧になったと思います。僕たちの代では優勝できなかったので、今年こそはぜひみんなで力を合わせて優勝してほしいです。そしていつかプロの舞台で一緒に戦えるように僕自身もがんばります!」と熱い“青炎”を送った。

 監督を務める星野氏は「今年は、トップチームで二軍コーチも務めた鬼崎裕司と、現役時代に侍ジャパンにも選ばれた高橋朋己の両名をコーチに迎えた新体制となります。チームスローガンの『Change UP!』にもあるように、大きく変化、また成長して、優勝を目指して戦えるチームを作っていきます。私たちと共に戦ってくれるこどもたちが、たくさんセレクションに参加してくださることを願っています。」と意気込みを語った。
 
 対象は野球が大好きでがんばっている小学6年生の男女。6月20日から7月14日17時まで埼玉西武ライオンズオフィシャルサイトのニュースページから応募が可能で、1次、2次、最終選考を経て、8月上旬頃に16名の選手が選出される予定だ。
週刊ベースボール編集部

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