プロ野球の選手や監督・コーチに、決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今回のお題は「あこがれの選手」です。


　子どものころから夢は「プロ野球選手」でした。ずっとピッチャーで、自分としてもピッチャー以外は考えられなかった。あこがれの選手は……誰だろう。思い浮かばないですね(苦笑)。具体的にこういう選手になりたい！　っていうのは、あまり意識してこなかったかもしれないです。

　子どものころに野球を見ていてカッコいいなと思っていたのは、杉内俊哉さん(現・巨人三軍投手コーチ)。自分と同じ左ピッチャーですし、打者に向かっていく姿勢、空振りを取っていく姿がカッコよかったですね。マネして投げたり？　いや、そういうのはなかったです(笑)。ただ、ああいうボールが投げたいとは思って見ていました。

『週刊ベースボール』2022年7月11日号(6月29日発売)より

写真＝BBM