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セ・リーグ6月度月間MVP発表!投手部門はヤクルト・小川泰弘、打者部門はヤクルト・村上宗隆

 

6月はリーグトップタイの3勝をマークした小川


 6月度のセ・リーグ月間MVPが発表され、投手部門は小川泰弘(ヤクルト)、打者部門は村上宗隆(ヤクルト)が選ばれた。

 小川は2018年6月度以来、3度目の受賞。6月は先発として4試合に登板し、リーグトップタイの3勝、防御率1.55(リーグ2位)、投球回29回(同2位)と好成績を残し、4試合中3試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録するなど安定した投球を見せた。特に6月3日の西武戦(神宮)では、5回先頭の打席でソロ本塁打を放ち、そのまま8回を無失点に抑え、1対0で勝利した。セ・パ交流戦での投手による本塁打は、通算8本目となるが、セ・リーグ投手による本塁打は初めてだった。

 また、21日の中日戦(バンテリン)ではチームは敗れたものの、中日打線を9回2安打1失点に抑えた。チームも月間19勝4敗と圧倒的な強さで首位をキープし、リーグ連覇に向けて大きな弾みとなった。

 投手部門でのヤクルトからの受賞は、2019年8月度受賞のD.ブキャナン以来だ。

【小川の6月成績】
4試合 3勝0敗 投球回29回 防御率1.55 奪三振16 自責点5

6月は本塁打を量産し、首位を行くチームを牽引した村上


 村上は2020年6、7月度以来、2度目の受賞。6月は月間全23試合にチームの四番打者として先発出場し、リーグトップの14本塁打、35打点、長打率.940、出塁率.515で首位を独走するチームを牽引した。6月24日の巨人戦(神宮)では、2020年6月19日の中日戦から続く332試合連続で先発四番出場。アレックス・ラミレスの331試合を上回り、球団新記録となった。

 月間14本塁打は自身最多で、月間5度のマルチ本塁打を記録した中で、23日の中日戦(バンテリン)、翌24日の巨人戦(神宮)では、自身初の2試合連続マルチ本塁打を記録した。月間35打点は、セ・リーグ歴代3位タイの記録となる。

 打者部門でのヤクルトからの受賞は、自身が受賞した2020年6、7月度以来だ。

【村上の6月成績】
23試合 打率.410 34安打 14本塁打 35打点 5盗塁

写真=BBM
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