プロ野球の選手や監督・コーチに、決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今回のお題は「高校最後の夏」です。 2016年の高校最後の夏は,予選(奈良大会)の決勝で智弁学園に負けたのが、悔しかったですね(5対6)。やっぱり天理にとって智弁学園は最大のライバル。当時も何度も対戦してきましたからね。だから、最後も智弁学園に負けて、本当に悔しかった。ただ、最後まで投げ切ることができて、その意味ではやり切ったなという思いもあります。
後輩たちもこの夏の甲子園をかけて、これから戦いに挑んでいくわけですが、一人ひとりが自分の持っているものを出して、しっかりプレーしてほしいなと思います。母校の結果はやっぱり気になりますよ。頑張ってほしいなと思いながら、僕もプロの世界で頑張っていきます。
『週刊ベースボール』2022年7月18日号(7月6日発売)より
写真=BBM